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倉敷民商事件 一審判決を破棄・差し戻し 高ヒット
2018/1/22 8:01 投稿者: admin558 (記事一覧) [ 793hit ]


広島高裁が審理のやり直し求める

倉敷民商の事務局員 禰屋町子さんが法人税法違反(脱税ほう助)・税理士法違反に問われたいわゆる倉敷民商事件の控訴審判決が1月12日、岡山高裁で行われました。長井秀典裁判長は「懲役2年・執行猶予4年」とした一審の有罪判決を破棄し、地裁に差し戻す画期的な判決を下しました。
この事件は当初から脱税を行ったとする当事者が逮捕も拘留もされず、また重加算税も課されていないと思われる一方、民商の事務局員を1年以上も拘留するという特異なものです。一部のマスコミや元査察官らも疑義を呈するものとなっていました。
この日に行われた判決の要旨は、第一審の岡山地方裁判所(江見健一裁判長)が、国税局査察官報告書を「鑑定書」に準ずる書面として証拠採用し、事実認定に用いたことについて「明らかな訴訟手続きの法令違反があり、違法」と断じました。

その理由として、査察官報告書は
①税法上の特別の知識に基づいて作成されたものではない
②簿記会計の専門知識に基づいて作成されたものでもない
③書面の一部は報告書の作成者と異なるものが作成しており、証拠能力が認められない(伝聞資料)と判示。

そうした上で、差し戻し審での適切な審理のやり方を示すなど異例の内容となっていることは、第一審がいかに不当で杜撰な審理が行われたかを如実に示しています。
この画期的な判決は全国の支援と倉敷弁護団の粘り強い努力のたまものです。

しかし、内容的には第一審の杜撰な審理を指摘し、明らかな訴訟手続きの法令違反を基に判決を破棄したに過ぎず、実質的な内容についての審理を行っていません。
検察が公訴を取り下げなければ、いわゆるふりだしに戻り初めから審理のやり直しとなります。引き続きのご支援をよろしくお願いします。
 

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